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> No.608[元記事へ]
布川美佐子さんへのお返事です。
> 私もアマゾンで一昨日ポチッとして今さっき
> 「脱・スピード社会」を手にとりました。
> 本の重さに命の重さを感じずにはいられませんでした。
>
> 小栗先生は一行と言っていた(笑)のに、
> たくさん書いていただいて驚いております。
> 最初から熟読させていただいてまた書き込みさせていただきます。
そうですね。重い本です。あらためて雄大君の冥福をお祈りします。
布川さんは雄大君のことを『雄雄しく大く』の一冊に記録されました。まさか一行には
要約できません。「短くしか書けないかもしれません」、とお伝えすべきところを
「一行で」と言ったのかもしれません。
この本に多くの方の悲しみのお話が登場します。ひとつとして聞き流すことができない、
重いお話です。私はそれを可能な限り忠実に記録させていただきました。しかし、すべて
を詳細に、というわけにはいきません。やはり「短く」なります。しかし、同時に、
一冊の中に多くのお話をご紹介することで、それが縒(よ)り合わされるような効果が
あればと思います。このような悲しい、重大なことが「事故」という言葉で流されて
きた、そのことに憤然とします。流されてなるものか、と私はさらに多くのお話を
みなさんからお聞きし、縒りあわす作業をしたいとおもいます。簡単に切れる
ことのない、太い縄のようなものに、きっと、なっていきます。
この本が厚くなったのは、さらに、交通被害が、過去100年の歴史、そして、現在の
社会構造の根幹とつながっていることを伝えたかったからです。このことが共通の認識に
なれば、縒りあわされた縄はさらに強固になると思います。
重い話が多く登場します。しかし、けして難しくは書いていません。布川さんは
「最初から熟読」とおっしゃいましたが、これで疲れてはいけません(笑)。ぜひ、
ご自身のこと、雄大君のことが書かれたところを重点的にお読みください。明かして
しまうようですが、布川さんには344頁からご登場いただき、その後、100頁くらい後に
再度ご登場いただいています。
そして、このつながるプラザにお集まりのみなさんのお話を。そして、2章、3章の歴史
の話などへ。全部読み通そうとはせず、途中でも、一息休息の気分で、感想をお伝え
ください。そのことで、私自身も、また他の方も、この本の読み方や、書かれなかった
重要な事柄に気づくと思います。
最後になりましたが、ポチッとしていただいた(笑)ことに感謝します。
∞
http://blog.livedoor.jp/oguriyukio/
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